タウン紙
アサヒファミリー |
2000年(平成12年)11月17日 |
ピアノで心の交流を 豊能町の主婦瀬田敦子さん24日にリサイタル |
豊能郡豊能町のピアニスト・瀬田敦子さんが24日(金)午後7時〜、みつなかホール(阪急川西能勢口)でリサイタルを開く。瀬田さんは子育てが一段落してからピアノの勉強を再開。イタリアの国際コンクールで受賞するなどヨーロッパで活躍を続ける一方、クラシックを身近にする願いから、国内では小学校や病院などでも公演している。今回も多くの人に聴いてほしいと入場料を千円(前売り)にした。 小さいころからピアノが好きだった瀬田さん。音大を卒業し、ウィーンに一時留学した後はピアノから離れていたが、子どもの成長を見ていて、私も輝いて生きなければと感じるようになったという。本当にやりたいことは何なのか? ピアノを再び始めた時、初めて自立できた気がしたと振り返る。91年から数回渡欧。96年にはマスタープレイヤーズ国際音楽コンクール(イタリア)で大賞を受けた。95年の阪神大震災では、ピアニストの友人を亡くし、ピアノを弾ける幸せをかみしめた。「いろんな人に支えられ、幸運に恵まれている。言葉で言い表せない心の交流を続けていきたい」と瀬田さん。 予定曲目は、バッハ:半音階的幻想曲とフーガ、ベートーヴェン:ピアノソナタ「月光」、リスト:ラ・カンパネラ、ドビュッシー:「喜びの島」、ビナステラ:「クジャーナ」ほか。 |
暮らしの新聞 |
|
2004年(平成16年)5月28日 (金曜日) |
|
ピアノの瀬田敦子さんチャリティーコンサート アジアの子供たちへ愛の手を JAFSと手をたずさえて ショパンの名曲中心に 6/13(日)川西市みつなかホールで |
|
豊能町在住のピアニスト瀬田敦子さんと社団法人アジア協会アジア友の会(JAFS)がチャリティーコンサート「学校に行きたい子ども達のために」を川西市のみつなかホールで開催します。 今年で4年目になる同コンサートは、阪神大震災で友人を失った瀬田さんが、インド西部地震の被災者の様子に心を痛めたことがきっかけとなり、JAFSと共に2001年から始めたもので、これまで「アフガニスタン難民支援」「アジアに水源の森を」「フィリピンのストリートチルドレンのために」などさまざまな支援テーマのもとに行われ、前回(2002年)のコンサートでは収益と募金(約22万円)でスリランカに井戸1基を贈ることに成功しています。 今回のコンサートは、映画「戦場のピアニスト」で映像と共に強い印象を残したショパンの名曲を中心にピアノ小品集が演奏され、収益は平和で安定した社会を願い、アジアの子ども達の健やかな未来のために使われます。 ・日時 6月16日言)午後2時開演(開場30分前) ・場所/みつながホール (阪急川西能勢□駅東□より徒歩約6分) ・料金 1000円(当日券1500円) |