神戸新聞





2004年(平成16年) 8月12日 (木曜日)    地域   阪神・三田


音楽と語りで終戦記念日を


ピアノの瀬田さんと元大使天木さん

    宝塚・大林寺


 終戦記念日を演奏と語りで迎えるイベントが15日午後五時から、宝塚市御殿山一の大林寺(木下達雄住職)で開かれる。駐レバノン大使を務めた元外務省の天木直人さん(57)の講演と、ピアニスト瀬田敦子さん(49)の演奏で平和を訴える。
 天木さんは2001年2月から03年8月まで駐レバノン大使を務めた。イラク戦争開戦前に、日本が戦争を支持しないよう同省に意見したことで知られる。著書「さらば外務省!」はベストセラーになった。
 瀬田さんが昨年六月、レバノンで地元の国立交響楽団と協演した際に、天木さんと交流を深めたことから今回のイベントが実現した。
 当日は二部構成で一部で瀬田さんがベートーベンの月光」やショパンの「革命」を演奏。二部で天木さんが講演し、外務省時代を振り返る。入場者を交えてのフリートークもある。
 瀬田さんは「海外でさまざまな人と会話するうちに見えてくるものがあった。演奏を通して平和への思いを伝えたい」と話している。
ピアノを前に打ち合わせする瀬田さん(左)と木下住職=宝塚市御殿山1、大林寺